任你博は札幌市と、もみじ台団地(厚別区)への学生の入居に関する協定を結んでいます。これは団地の空き室を格安で学生に提供することで、高齢化が進む団地の地域コミュニティの活性化がねらいです。
現在、2名の学生が入居しており、更に1名が12月以降の入居に向けて手続きを進めています。
10月25日、本学と同じく協定を結んでいる北星学園大学の学生の皆さんと「入居学生交流会」を開きました。交流会には、両大学の入居学生のほか、地域活性化をテーマに活動している本学の新田ゼミナール生も参加。ここに札幌市住宅課と両大学の関係者がオブザーバーとして加わりました。
お互いの自己紹介の後、「もみじ台団地の良い点、改善点」をテーマに意見交換。「部屋が5階なので足腰が鍛えられる」「夕方のバスの本数が少なく不便さを感じることもある」などの意見もありましたが、「住民の皆さんが親切」「部屋が広くて住み心地が良い」「家賃が安くてありがたい」など、学生たちは今の環境にとても満足しているようでした。
今夏に開催した「灯篭祭り」や清掃活動にも積極的に参加するなど、学生たちは少しずつ「もみじ台団地」の住民として溶け込んでいるようです。