6月30日（日）に、米国オレゴン州グレシャム市のマウントフッドコミュニティカレッジの学生さんと本学科学生が、アイヌ民族をテーマとした白老の国立博物館ウポポイへ、研修旅行に行ってきました。

すでにウェルカムパーティーや放課後の自由時間で顔見知りの人たちもいましたし、初顔合わせの人もいました。今回は3～5人のグループに分かれての研修のため、さらに交流が進み、有意義な時間を過ごすことができました。

到着後、まず全員でホール内での民族パフォーマンスを見学しました。見事なステージでアイヌ文化の世界に浸ることができました。その後はグループに分かれて見学し、様々な活動にも参加しました。博物館の見学、民族衣装の試着、弓矢の実射体験、家屋の見学、刺繍や楽器演奏体験などを楽しみました。研修の数日前に、キャンパス内でアイヌ民族の歴史や言語についてのレクチャーも受けているため、今回の研修ではさらに理解が深まったことでしょう。

昼食や散策の際は、日本語と英語でコミュニケーションを取ったり、写真を撮影してすっかり親しくなったようです。夕方に札幌に戻ってくると、名残惜しそうに残っている学生さん達や、カラオケへ繰り出していったグループもいました。マウントフッドコミュニティカレッジとの交流事業の前半が終了しましたが、この後も色々な思い出を作っていただくことを願っています。