英語英米文学科恒例「専門ゼミナールを決めるための先生との面談」が始まりました。
2025年度に3年生に進級する学生たちが、2年間所属する専門ゼミナールを決めるために、先生の研究室におうかがいし、どのゼミナールで学ぶかを考える期間を設けています。
学生たちは、「専門ゼミナールとは何ぞや」の全体説明会に出席した後の約2週間のうちに、少なくとも4人の先生とお会いしてゼミナールのテーマの詳細や実際の先輩たちの学習活動などを聴きます。そしてどんな学生に来てほしいか、どんな学び方をするかなどを先生のお話から想像し、どこのゼミナールに所属するかの希望登録をします。教職のゼミナールでは、3?4年生の教職課程を履修している先輩の学生たちも参加し、2年生からの質問に回答したり、自身の経験を話したりしました。先生方は、面談場所になっている研究室に入りきれない場合は面談を2回に分けたり、大きな教室で行う場合も。いつもの講義ではそうそう見ることができない先生の表情や専門領域の深さに触れて、学生たちは関心を持って耳を傾けます。
岡崎 清先生「テーマ:英米の文学と文化」
英米文化の分野では、映画化された作品をとりあげ、会話表現を理解するという取り組みも。
Jr. J. C. Koch先生「テーマ:English as a foreign language – communicative competence, diversity, and the sociocultural perspective」
外国から来た学生との交流や、学外で英語を利用してコミュニケーションを図る工夫をしていきます。
照山 秀一先生「テーマ:英語教育についての基礎的な理論を学ぶとともに、関連分野についての学習を深め、英語力の向上と教員採用検査の登録を目指す」
教員採用検査の突破を目指すには最適なゼミナール!と先輩たち。
水島 梨紗先生「テーマ:ポライトネスを意識した日英語会話表現の学びと実践」
言語学分野の語用論だけではなく、異文化交流の機会を作り、社会貢献や地域と触れ合う活動にも目を向けていきます。
山添 秀剛先生「テーマ:英語学、認知言語学」
言葉の<意味の世界>は面白い、とくに<文字通りではない意味>はなお一層。言葉の化学反応が楽しめそうです。
5人の先生のテーマはそれぞれ違いますが、共通しているのは「受け身だとおもしろくない」「ゼミを通じて自分の目的に向かってより成長してほしい」というコンセプトと願いとが根底にあること。
3年生からの先生、ゼミの仲間との出会いから、学びの楽しさがさらに引き出されることを願っています。
- 発行日: 2024.11.08
- 任你博 人文学部 英語英米文学科
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