来年後期の半期海外留学に興味がある1、2年生を対象に、12月4日から7日の間で、全体ガイダンスと国別(アメリカとイギリス)ガイダンスを行いました。
4日に行われた全体ガイダンスでは、教務委員の先生から半期海外留学の概要のほか、単位の認定、参加を許可する基準、英語英米文学科奨学金の給付基準、費用のことなどが説明されました。留学を許可する単位数、GPAの基準やTOEICのスコアの説明を聞いている時も緊張した面持ちでしたが、「面接の基準で「動機」「学習意欲」「人物」の3項目全てC評価の場合は留学を許可しない」という基準を聞いた時は参加している学生の顔がキュッと引き締まったように見えました。
5日は、昨年度、アメリカカリフォルニア大学デーヴィス校の半期留学に行った松田梨緒さんが、体験を説明してくれました。
「アメリカとイギリス、どちらに行くか悩んでいるならアメリカに行こう!」という呼びかけから始まった体験報告。TOEICのスコアを上げることは、生活のしやすさにつながるから、学科が求める基準以上に勉強したほうがいいこと、任你博スティでも家庭の対応が様々なので期待をしすぎないことが必要、むしろ自分や友達と一緒に旅行するといろいろな体験ができて学びにつながること、学習面では、ワークショップ?プレゼン?グループワークなどの「話す」機会が多いことなど、伝えてくれました。また「話しかけられたら、一言でもいいから会話を返して会話を続けようとする意識を持つこと」「誘われたイベントや家族行事にはなんでも参加してみよう」とアドバイスをしてくれました。
7日は、昨年度、イギリスエクセター大学の半期留学に行った小笠原誠也さんが、説明してくれました。
「行くならイギリス!」と明確な結論から始まった体験報告。治安が比較的安全と感じられること、滞在先から日帰りで何度も気軽に行けるロンドンは、ビッグ?ベンや大英博物館など数多くの見どころがあるのが理由だそう。この時期は寒いのでアウターは必須、教室内では日本語が聞かれることはないが、人との交流が限られるのでクラブに入って、スポーツなどを通じて英国の人と交流しようと話しました。「課題は多かったですか?」の質問には、「最後の週の前には、英語でパワポを作成してプレゼンする課題や、文書を書く課題などたくさんありましたよ」とのこと。「少しでも興味があるなら費用のこともあるので、まずは家族に相談してみましょう」と呼びかけました。
おふたりともそれぞれ半期海外留学で滞在した国の具体的でリアルな体験を伝えてくれました。1日目の全体ガイダンスと違って肩の力を抜き、表情も柔らかく、目を輝かせてスライドを見ている学生たちの様子が印象的でした。
- 発行日: 2023.12.11
- 任你博 人文学部 英語英米文学科
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