江別市と市内4大学の連携協定により、2000年から毎年開催されている「ふるさと江別塾」。今日は人文学部英語英米文学科の眞田敬介先生が、講師として「（認知）言語学への招待」と題して朝早くからお集まりの約50名の市民の方々に講義をしました。

認知言語学を理解するための例を、私たちの日常的な場面から数多く紹介し、中には先生の日常を紹介する事例をあげ、会場からは楽しそうな笑いが何度も沸き上がりました。また、「言語と認知のかかわり」の部分では、学生との会話を例にとり、「認知」の働きが言葉の仕組みを説明するのに必要であるということをわかりやすく説明され、大学での学生との信頼関係が垣間見えるお話も紹介してくださいました。

講義の後に参加していた方にお話をうかがうと、「言語のことをこんなに深く考えたことがなく、とても面白いお話を聴くことができた。若者ことばも興味があるので、今度機会があったら聞いてみたい」と満足そうな表情で語ってくださいました。

 今年は3年ぶりに江別市内4大学で対面形式で開催されています。