イギリスの文化?文学を学ぶゼミでの活動をご紹介します。
12月最後の専門ゼミナールBで、クリスマスクラッカー（Christmas cracker）の体験を行いました。クリスマスクラッカーとは、イギリスをはじめとする一部の国々で、クリスマスに使われる伝統的な小道具です。筒状の飾りで、端を引っ張ると「ポン」と音が鳴り、中から小さな贈り物、紙製の王冠、そしてジョークが書かれた紙が飛び出します。 

ゼミでは、まずアメリカ人とイギリス人がクリスマスクラッカーについて話している動画を視聴し、国ごとの違いや楽しみ方について学びました。また、クラッカーに入れる英語のジョークについても取り上げ、その目的が場を盛り上げ、幅広い世代が一緒に楽しむためであることを理解しました。さらに、ちょっとダサいジョークがむしろ親しまれる文化も知ることができました。

 このような小道具にまつわる習慣と伝統を学んだ後は、実際にクリスマスクラッカーを手作りしました。
カラフルなキャンディーやクリスマスの小物を詰め、自分のお気に入りのジョークも中に入れました。最後は二人でクラッカーを引っ張り合い、筒の方を引き当てた人が「勝者」となるゲームを楽しみました。クラッカーのはじけ具合がそれぞれ異なり、そのたびに笑いが起こりました。

 イギリスの伝統文化を体験し、笑顔あふれるひとときを共有することで、クリスマスクラッカーがもたらす楽しさと温かさを実感する充実したゼミ活動となりました。