経済経営学部

Faculty of Economics and Business Administration

【経済経営学部】子どもたちと「サケのたび」に出かけました(イベント報告)

2025.10.24

お知らせ

子どもイベントを開催!

さけ
経済経営学部の魅力を伝える学生プロジェクト『many answers project』。
これまで、モデルハウスをプロデュースしたり(札幌市厚別区に建築済み)、巨大なクリスマスツリーをキャンパス内に設置したり、子ども向けイベントを開催するなど、経済経営学部の学びを活かしたワクワクする取り組みを行っております。

2025年9月27日(土)、北ガスフレアスト、札幌平岸高校の生徒さんと協働し、社会連携センターホールで、サケの一生と環境問題に触れる子どもイベントを開催しました。

札幌平岸高校の生徒さんが大活躍

説明を受ける高校生

イベント前にメニプロメンバーの説明を受ける高校生のみなさん

今回のイベントは、札幌平岸高校の生徒さんの協力のもと、運営しました。
イベントや子どもの教育に関心のある13名の生徒さんが集まり、メニプロメンバーと打合せをしながら、子ども達に喜んでもらえるにはどうしたら良いのか、アイディアを磨き上げ、いよいよ本番を迎えました。

打ち合わせ中

入念な打ち合わせが成功のカギ

打ち合わせ

段取りを確認中

子ども

高校生スタッフはすぐに子どもと仲良しに

受付の様子

受付では北ガスフレアストくんがお出迎え

サケの一生を学ぶ

 イベントでは、まず最初に子ども達が思い思いに色を塗ったサケのお面を着用し、サケの一生を学びました。
先生は、経済学科の専門科目「産業調査演習」でサケマス産業を研究している大学生たちです。
自作の動画を駆使しながら、サケの誕生から世界を巡る旅を経て、生まれた川へ戻ってくることを説明し、クイズ方式で理解を深めます。
続いて、札幌平岸高校による寸劇が始まります。
釣り人二人が海洋問題について話しています。そんな二人が苦労して釣り上げたのは魚ではなく「ペットボトル」。なぜ、ペットボトルが釣れてしまうのか、海や河川のゴミに問題意識を持った二人から「海や河川の問題について学びながら体験できるフェスがあるので行ってみよう!」の呼びかけで、海の探検がスタートします。
サケの一生の説明

大学生からサケの一生を学びます

高校生の寸劇

高校生が釣り人を熱演 観客を引き込みます

海中探検

さぁ、これから探検に出かけよう!

海の中では...

ブルーシートやスズランテープで再現された海へ魚に扮した子ども達が入っていきます。
海の中にはゴミがたくさん!大学生から「海や川の中がペットボトルのゴミいっぱいになり、前に進めません。みんなどうする?」との問いかけに、子ども達は積極的にペットボトルを拾い始めます。ひとりで持ちきれないほど大量のペットボトルを拾う子も。「拾ったペットボトルはリサイクルできます。早速リサイクルを体験してみよう」との大学生からの呼びかけに、子ども達は海のゾーンを出て、工場ゾーンに移動します。

海中探検

海中でペットボトルを拾います

リサイクルと星空を体験

 工場ゾーンでは、大学生からリサイクルの仕組みが説明され、子ども達は工場へペットボトルを運びます。
リサイクルができた証として、イベントを見守っている北ガスフレアストくんから「リサイクルヒーロー証明書」が授与され、子ども達は得意顔です。
続いて、高校生から「みんなが海や川をきれいにしてくれたおかげで、サケはふるさとの川に帰ることができました。さぁ中へどうぞ」と案内された先は暗闇。しばらくすると暗闇の中に満天の星空が拡がります。「これは、サケが見ている星空です。ペットボトルがあると見えなかった空が海や川をきれいにすることで見えてきましたね。自然環境を守るためにできる工夫はたくさんあるので、おうちに帰ってからもいろいろ考えてみよう」の呼びかけに頷く子ども達。お兄さんお姉さんと交流し、海の探検は終了です。
工場でリサイクル

リサイクルの仕組みを真剣に聞いています

工場でリサイクル

リサイクルできたね!

工場でリサイクル

浅川経済経営学部長も一緒にリサイクル

リサイクル証明書をもらう

リサイクルヒーロー証明書をもらっちゃった

星空体験

さぁ、夜の川へどうぞ

談笑する高校生と子ども

「お姉さん、とっても楽しかったよ」

4つのゾーンで海や川を学んでいただきました

 イベントでは、サケを学ぶゾーン、川や海の環境体験ゾーン、リサイクルゾーン、星空ゾーンの4つのゾーンを構成し、子ども達には魚の目線で海や川が抱える問題や資源活用について少し触れてもらいました。
参加した子どもからは「面白かった!」「また来るね」と大好評でした。お気に入りのお姉さんに「すごく楽しかった!ありがとう」と伝える子どもの姿も。保護者からは「子どもも大人も楽しめました」「子どもがすっごく楽しそうで、参加してよかった」「高校生、大学生が素晴らしかった。準備大変だったでしょう」「サケの話、勉強になりました!」などありがたい感想をいただきました。
また、「次のイベントも絶対参加します」「子ども達が体験している間、親がのんびりできるようなイベントをやって欲しい」「進化の仕組みなど学ばせたい」など、次のイベントへの期待も寄せられ、メニプロメンバーは参加いただいたみなさんやイベントに関わってくださった多くのみなさんに感謝の念を抱きながら、次のイベントの検討をスタートさせたようです。
集合写真

参加してくれた子ども達とスタッフ

  • 発行日: 2025.10.24
  • 経済経営学部